うまい板わさが食べたい!できればその地の日本酒を飲みながら!
そう思ったら、東京モンとしては小田原に行くしかありませんね。新宿から小田原まで、小田急線の普通電車でも90分、ロマンスカーなら60分程度と近くにありながら、かまぼこをはじめとした海の幸が美味い城下町がそこにある。行かないワケにはいきませぬ。
目指すは「かまぼこ通り」
何だかんだ自宅から120分ほどで小田原到着。降り立つ街はそんなに遠いところでもないのに旅感もしっかりあって、しかも関東随一の城・小田原城の城下町で、高揚しますね。
小田原といえば、かまぼこなんですよ。箱根駅伝の4区⇒5区の中継所(小田原中継所)が、かまぼこのブランド「鈴廣」さん前であることは有名。戦国時代や江戸時代から小田原ではかまぼこが親しまれていたらしい、とも言われています。かまぼこ通りにあるお店では、歩きながら食べられる串のかまぼこを売ってくれる店が何店もあるんですよ。
そして、今回の目当ての店「鱗吉(うろこき)かまぼこ通り本店」もそこにあります。
鱗吉さいこう
かまぼこ通りをすこし歩くと目に入ってくる黒いビル。創業天明元年(1781年)の文字が尊いですね。ふらふらと吸い寄せられていきます。
それはなんと「足湯」。そうです。この店は足湯に浸かりながらお酒や料理を楽しめるのです……!
これは入店せずにはいられません……!
まずは、利き酒三種&板わさセット(2500円)を。あぶりいわし揚げ(230円)も頼んじゃいました。
手前、おっさんの素足で見苦しいですが、足湯に浸かりながら料理を楽しめるのがおわかりいただけますでしょうか。
そして到着した板わさを頂きます。分厚く切られたかまぼこにわさび漬けを乗せて口に運ぶ……。もっちりした、甘みすら感じるかまぼことわさび漬けの相性はこれ以上のものがないほどで、控えめに申し上げて最高のひとときです。
日本酒は神奈川の地酒を楽しめます。地酒の店にいってもなかなか出会わない神奈川の地酒が10種類以上ラインナップされています。日本酒好きなら行く価値がありますよ。
うまくちの天青が美味しくて、そのあとで1杯、別に頼んじゃいました。神奈川のお酒飲んだことない方、まずは天青、試してみてくださいよ!
相模川より西側に、いろいろな酒造さんがあるんですねえ。
炙りの伊達巻き(550円)っは甘みがしっかり出ている上に不思議と日本酒と合います。
背付けあじ(1000円)。アジ注文してからじっくり焼かれたアジは脂がのってて、当然ながら日本酒にめっちゃ合います。サイズも大きい!
小田原から熱海の辺りは、アジがべらぼうに美味しいんですよ。熱海に行った時に強く感じたことがあって、ブログの記事に残しているくらいです。ご興味ある方はあとでこちらもご覧ください。熱海でアジ食べたくなりますよ。
5戦全勝。熱海で食べたアジはどこの店でも美味かった #意外と熱海 #熱海プレスツアー | 明日やります
別に告白する相手もいませんが、これも神奈川の地酒「月がきれいですね」を。そして塩辛を注文しました。
塩辛、さっぱりしていてしつこくなく、しかし酒のアテとして十二分に成立する良い香りがあって。なかなか食べられないレベルです。
足湯に浸かりながらお酒を頂くと、血の巡りがとても良くて、あっというまにぽーっとしてきます。こんなに気持ち良く酔えた昼酒、久しぶりだ。
見上げると天井にはさまざまな提灯がぶら下がっていてモダンな和テイスト。
ああ、美味かった。大満足です。足拭き用のタオルも用意されているので、靴下はいてる人でも大丈夫です。
お店情報
次小田原行ったときも、必ず訪れると思います。もっと寒くなって、足湯のメリットを最大減に堪能しながらお酒飲みたい。
小田原駅から15分くらい歩くかな。途中、小田原城の前も通りますし、のんびり歩いていくのがよさげ。
足湯に入りたいかたは、裸足になりやすいものを履いてくるといいです。足拭きタオルは準備されていますよ。
所在地 | 〒250-0012 神奈川県小田原市本町3-7-17(かまぼこ通り) |
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営業時間 | お店 10:00〜17:00 囲炉裏 10:00〜17:00 |
定休日 | 年中無休 |
TEL | 0465-22-1315 |
Free Dial | 0120-659-220 |
アクセス方法 | お車でお越しの場合…国道1号線を箱根方面へ。御幸の浜交差点を左折し蒲鉾通りを左折して100m バスでお越しの場合…小田原駅東口から箱根行きに乗車し幸町で降車し徒歩3分 JRでお越しの場合…小田原駅東口から徒歩15分 |