こってりしたラーメンが好きではあるんですが、他が嫌いというわけでもなく。すっきりとしたラーメンの味わいも、これまた良いものですよね。
いま流行のさっぱりとした醤油ラーメンのジャンル「ちゃん系」は2020年ごろから認知されていると思います。
下北沢に2022年3月にオープンした「なおちゃんラーメン」もそのジャンルで、すっきりとした味わいのラーメンを楽しめます。
いま、下北沢で食べるなら一番と思う「なおちゃんラーメン」、ご紹介します。
ベースは「醤油」と「塩」
なおちゃんラーメンは下北沢のマクドナルドの裏の路地にあります。昔はにぼしラーメンの凪があった場所。カウンターのみ10席チョイで、食事時には行列します。
食券制で電子マネー対応。メインは醤油ベースの「中華そば」(900円)、「塩中華そば」(950円)。チャーシュートッピングは50グラム200円、麵大盛100円、「辛か。」(1~5倍までの辛味増加。100円)、ネギ150円など。
チャーシュー、美味しくておススメです。
ごはん1杯無料で、キュウリの漬物もあります。
3種のラーメン、食べてみた
すでに複数回通っており、ちょいちょい食べているところです。
すっきりした味わいの、しょうゆベースのチャーシュー麵
こちらはチャーシュー麵(1,100円)のネギ増量(150円)。どんぶり一杯に注がれたスープと、一口で食べられるサイズのチャーシューがたっぷりh入っているのが特徴です。
澄んだスープが絶品。ややしょっぱめかも。
平打ち麵はスープが良く絡みます。
豚はとても食べやすいサイズ。しっとりしています。ごはんとともに食べると幸福度と口福度がアップします。
とにかくスープがすっきりしているので、中年になってからはしなくなった汁の飲み切りもできそうな雰囲気です。しませんでしたけれど。豚×醤油、うまいなあ。
店内据え付けのニンニクが粗みじんな感じなので、これを入れたとたん、さっぱり系がパワフルな味わいに変わりますよ。
あっさり×コクが最高な塩チャーシュー麵
別の日。塩チャーシュー麵(1,150円)+ネギ増量をいただきました。ちゃん系で塩ラーメンがあるところは限られてるんじゃないですかね。
スープの透明感はデビュー直後の浜辺美波さんに匹敵します。
平打ち麵はたぶん共通です。どっちにも合います。
チャーシューのマッチ度は醤油よりも高いかもしれません。個人の好みですが。この時僕は、おみやげチャーシュー(1,000円)も購入しました。だっておいしいんだもん。注文が入ってから切ってくれます。
辛味はチャレンジングではない
辛い物好きとして「辛か。」は避けて通れません。醤油のチャーシュー麵に追加してみました。チケットをカウンターに置いたところで店員さんから「辛さはどうしますか?」とご質問があります。1~5が選べます。4を選んでみましたが、辛い物好きならそんなにきつくない辛味です。ちょいと汗ばむかな?くらいな辛味でした。
辛さの種類は辣の辛味ですかね。寒い季節にはぴったりです。うんと暑い日も汗かけていいかもしれません。
個人の感想ですけれど、普段のすっきりがとてもおいしいので、辛味は3~4回に1度のペースくらいでいいかな、と思います。
シンプルで味わい深い「ちゃん系」はきっちり通いたい
「ちゃんのれん組合」ステッカーが貼られていることが、ちゃん系の証です。
食べている側に見えない工夫はもちろんあると思いますが、複雑すぎないすっきりとした味わいが、ちゃん系の大きな魅力。シンプルだからこそ飽きが来ないんですよね。
調味料もコショウ、お酢、唐辛子、ニンニクと奇をてらったものはありません。だからこそ、地のうまさで勝負できているんだろうなー。
下北沢で何かラーメン食べたいと思った方、おススメですよ。
お店情報
ちゃん系ラーメンについては以下のリンクをご参照ください。
お店情報は以下です。なおちゃんラーメンはカウンターのみ。集団で行くよりは少数精鋭で向かうほうが向いていますね。店内は段差注意です。