東京たまごかけご飯の聖地「喜三郎農場」でTKG定食を堪能してきた

東京住みのたまごかけご飯愛好者なら知らない人はいない、かもしれない喜三郎農場（文京区千石）さんに、卵かけご飯定食を食べに行ってきました。個性豊かなブランド卵を堪能できる名店、TKG好きなら一度は訪れるべき名店です。

喜三郎農場のTKG定食

喜三郎農場は都営三田線千石駅から徒歩数分。白山通りを水道橋方面に向かって歩くと右手にあります。

• 卵1個なら550円
• 卵食べ放題なら1,200円
• 卵とご飯食べ放題なら1,600円

です。僕は1,200円の「卵かけご飯御膳」と、ご飯大盛り（110円）を注文しました。食べ放題は1時間制です。

110円のトッピングがランチ時に一つサービスになります。辛味噌をチョイスしました。

注文は頂いたQRコードをスマートフォンで読み込んで行ないます。

ランチタイムには卵かけご飯の定食が。食べ放題系の卵かけご飯御膳は、「おすすめランチ限定メニュー」のカテゴリーから注文することになりますのでお間違えなきよう。

さして時間もかからずに、定食が到着します。

卵は、別の場所へ取りに行きます。

ブランド卵を堪能

卵は入り口近くに、ザルに入れた形で置かれていました。食べる分をここから持っていく仕組みですね。以前訪れたときも6種類だったので、常時そのくらいの種類が置いてあるのでしょう。

卵を溶いてしまうと、2個目以降に前の卵と混ざってしまいます。ここは溶かずにご飯に落とし、君を崩したときに割れる方向のご飯を食べ進めることで、1膳のご飯で複数の卵を食べることにしました。

半澤鶏卵のお米卵

まず食べたのは山形・半澤鶏卵のお米卵です。鶏の餌として米を与えるとコレステロールの低い卵になります。そして黄身も白くなります。白い卵は見た目のインパクトも強く、経験者がTKG初心者を連れて行って驚かせるにはピッタリの逸品とも言えます。

とろっとした黄身（白いけど）が美味しく、しつこくありません。さらさらっと食べられてしまいます。

柚子の香りも！？ヤマサキ農場のゆずたま

高知県・ヤマサキ農場のゆずたまは、鶏の餌にゆずの皮を配合することで、卵の臭みを軽減しています。
ゆずは高知県の名産品。残念ながら僕は「卵の生臭さ」を感じたことがないのですが、この卵が爽やかなのはわかります。

ゆずたまをご飯にON。バランスの良い山吹色が美しい卵です。卵のうま味があってしつこさは少ない気がします。

小川フェニックスの「鳳凰卵 山吹」の山吹色の美しさ

神奈川県の養鶏場「小川フェニックス」が作るブランド卵が「鳳凰卵 山吹」です。割ろうとしてビックリしたのが、殻が固いのなんの。

スーパーで買った卵って、まあまあ軽い力で茶碗の縁に当てればヒビが入るじゃないですか。でも山吹は割ろうとして割らないと割れない。何を書いているんだと思われるかもしれませんが、普段の感覚で割ろうとすると割れないことに気づくと思います。

山吹色の黄身が示す通り、味も濃厚です。一般的に、特別な卵感のある色味はこれじゃないかな、と思います。

濃厚なうま味のみかんたまご

愛媛・白石養鶏場の「みかんたまご」は愛媛とくさんのみかんを含めた餌を与えた卵です。心なしか、卵の殻がみかんっぽい色してませんか？たまごに餌の特徴が出るの、面白いですよねえ。

ご飯ものこり少なく、おなかはいっぱいなので、4つめのこれが最後です。

黄身の色が、もう完全にみかん。少なめのご飯を濃厚な卵で締めることとなり、最後の一口まで充実して楽しめました。

TKGファンなら一度は訪れるべき聖地

ランチの際はアイスコーヒーが200円で。よく冷えたカップにキンキンの状態で提供されて美味しいですよ。
さっぱりと洗い流してくれるかのようです。

卵かけご飯は、日本が誇るメニューです。海外じゃ生卵、食べられませんものね。

喜三郎農場のランチタイムに食べられる卵かけご飯御膳は、TKGマニアは必ず食べなければいけないメニューです。TKG好きだけれど専門店に行ったことない、という方は、ぜひ訪れてください！

ランチは予約できないと思います。まあまあ遅めまでやっているので、ピーク時からずらして訪れるといいかも。