松屋の新メニュー「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~」(以下、水煮牛肉)がとても辛旨く、お勧めです。
ココイチや中本のような辛味レベルを指定できるものではない中で、チェーン店でこの辛旨を実現できたのはナイストライ!と思います。すでに複数回食べているくらいのお気に入りとなりました。
しっかりした辛味と旨味が両立している
牛肉・キャベツ・たまねぎが麻辣(まーらー)のスープで煮込まれている水煮牛肉。1,180円、辛さ指定は多分できません。
スプーンで唐辛子や粒山椒をすくってみました。しっかり入っていて、これが大手チェーンで実現できたことに驚きです。僕は辛さに強い方ですが、食べ終わる頃にはじんわり汗ばんでいました。感覚的にはココイチの5辛と10辛の間くらいな感じ?
牛肉とたまねぎは、たぶん牛丼などで使われているものの流用でしょう。麻辣のスパイスとスープ以外の食材=牛肉・きゃべつ・たまねぎはすべて甘みを感じられるもので、麻辣との相性が抜群でした。
お肉やキャベツをご飯にのせて食べると、ご飯が進みます。初回はご飯普通盛り、二回目は大盛りを注文してみました。ご飯とおかずを合わせて食べるのが好きな人だと、ご飯は大盛りくらいの量がちょうど良いかもしれません。僕はおかずだけでも食べられるタイプなので、腹具合や糖質の摂取調整に合わせてご飯の量を変えればいいかな。
スープはしょっぱい
スープ自体は、そこまで出汁が効いているとは言えず、しょっぱさが前に出てきます。松屋の広報さんもお話されているようですが、このスープは特に飲むものではなさそうです。ごはんにジャブジャブかけてしまうと、それはそれでしょっぱそう。
そこで2度目の食事では、単品の牛皿を追加してみました。余ったスープにこの牛皿の中身を入れて「肉増し」状態にしました。うん。このくらいボリュームがあると辛味だけでなく量的にも満足です。
多分、サイドメニューで冷や奴を頼んで、これをつけても美味しいと思います。今度やってみようかな。テイクアウトしてもやし炒めなんかで食べるのも美味しそう。鶏ハム入れて、よだれ鶏的な味わいもできるかも。
松屋でこの味が食べられることを賞賛したい
とにかくこのメニューは「松屋でこの辛旨を出せた」事に最大限の賛辞を述べたい気持ちです。四川の水煮牛肉はお店によって味がいろいろ。松屋のこれは、牛めしに使う肉とたまねぎを旨く活用して、辛味の対極の甘みとして活かしているところに良さを感じます。
当分はこのメニューを注文すれば良いかな。また食べに行きます。